好漢一覧 天罡星三十六星 席次1〜18
呼保義 宋江(こほうぎ そうこう)
第1位 天魁星(てんかいせい)
元は鄆城県の小役人。あだ名は呼保義の他に、「及慈雨<きゅうじう>」背は低くて、色黒、腕っ節もなく、知略もない。けれども面倒見はすこぶる良く、その面倒見の良さだけで、いたるところで尊敬されるという、ものすごいヒーローオーラを持っている人。人材のためには頭を下げるもなんのその、梁山泊を渡す気はさらさらないのに「あなたを頭領に」と簡単に言ってしまう。最後にはこの人のわがままの為に多くの人が巻き添えになって死んで行く。
玉麒麟 盧俊義(ぎょくきりん ろしゅんぎ)
第2位 天罡星(てんこうせい)
元北京大名府の質屋の主人。奥さんがいるのに奥さんはそっちのけにして、武術の稽古ばかりやっている人。そのおかげで妻と番頭がねんごろになってしまった。最後には奥さんと番頭を斬り殺すが「奥さんが欲求不満になったのはお前が武術ばっかりだからだろう」とツッコミを入れたくなる。ちなみに実際の中国武術にある秘宗拳はこの盧俊義か燕青を開祖とする武術。
智多星 呉用(ちたせい ごよう)
第3位 天機星(てんきせい)
元は寺子屋の先生。字は学究、道号は加亮先生。諸葛亮を凌ぐとも言われるが、さすがは寺子屋の先生、諸葛亮には到底及ばない。ちょっとしたミスをして宋江と戴宗を死の間際まで追いこんだり、陣形の知識が朱武に及ばなかったり。このあたりが「呉用=無用」(中国語では呉用と無用は同じ発音)というところ。けれど諸葛亮のスキの無さとちがって、この微妙に抜けたところが軍師という立場ながら人間味のあるキャラクターにしている。とはいえ、軍師が少ない梁山泊にとって、絶対にいなくてはならない人。李逵が逆らえない人の一人。
入雲竜 公孫勝(にゅううんりゅう こうそんしょう)
第4位 天間星(てんかんせい)
二仙山の羅真人の高弟。道号は一清道人。登場時はやくざ道士(道教の修行者)で晁蓋の屋敷に入るのを拒まれ大暴れしているところから始まる。この人の道術を使って一気に攻め込めば戦争も楽だろうと思いきや、基本的には相手に妖術・道術を使う人が出てこないと道術を使わない。これはバランスを取る為なのか、羅真人の教えなのか。修業すると言って羅真人の所に戻った後は、あら不思議、やくざな人格が消え失せて、いつの間にか礼儀正しい人格が形成されています。この人は晁蓋に出会った頃の荒々しいやくざ道士が一番似合っていると思っています。
2012年2月17日

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